2010年03月05日

コスト

製造に一番と言って良いほどに関わってくるのが コストの問題です。

製品が完成し、世に流通しエンドユーザーが購入し利用するまでに色々なドラマやお金、時間が流れていきます。

皆さんが旅行に使う旅客機、国を守る為の軍事的な設備、どれも全ては何もなしのゼロから生み出されているのです。

「生む」為には 多大なる人間の労力と時間が費やされていると言っても過言ではないと思います。

日常で生きていく為の行為の 食事 も 誰かが土を耕し汗を流して作っているのです。
当たり前のように住んでいる 住宅なども 誰かが汗を流し労力を使い巧みな技術の結晶で完成されています。


「安い」 これは確かに誰しもが喜びを得る言葉です。

でも、安くする為にどれだけの労力や時間が費やされているのでしょう。


その「誰か」の集合体で 「誰か」の生活が成り立っています。

製造業の人間がいなければ、クワやスキは生まれません
クワやスキを使う人間がいなければ お腹一杯にご飯を食べれません。
ご飯が食べれなければ、その人は家を建てるパワーを蓄えられません。
家を建てる人がいなければ、外での生活を強いられます。


そして、その 「間」に入り仲介をしながら 「誰か」 と「誰か」 を繋ぐ「誰か」の存在無しでは
クワやスキは農家に届かず
製造業はクワやスキを作るための材料が手に入らず

そのような堂々巡りの繰り返しになってしまいます。


その「誰か」は お金無くしては生活が出来ません。

何故か?

自分の出来ない事をしてくれる誰かに費用を払い自分の出来ない事をしてもらわなくてはならないからです。



では皆が 自分の商いの分だけの報酬を得ているのでしょうか?

難しい問題です。

資本主義の歪的な物もたまに見え隠れしてくる時がありますよね。


末端の末端の分野になればなるほど、それが厳しいシステムの思想が日本には暗黙的に存在する気がします。


あなたは、一人で生きていますか?


この国は何を持ちて、世界と対等に戦う事が出来るようになったのでしょう。


「安い」 と言う言葉は 比喩的に言うと 「軽い」です。

その軽さのせいも有って、所々から簡単にその言葉が出てきてしまいます。


ですが、今一度考えてみるべきではないのか、と僕はいつも考えてしまいます。


その「安い」 の裏側にある本当の ドラマ、時間、「重さ」に




その「安さ」の嬉しさを得た瞬間に、 「誰か」=「自分」も 首が絞まっているのかもしれません。
大根の安さに喜んだ瞬間、その大根を買った「誰か」の作った衣類も原価以下の価値で世に流れているかもしれません。



この不況を糧に、今一度考えなければならないのではないのでしょうか。

「安い」 と言う言葉の 「重さ」 に


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Posted by 東大阪技研 担当的場 at 00:46│Comments(1)コラム
この記事へのコメント
オフィシャルでこう言う事を書くと、
横やりが入ったりするので中々皆さん
書きませんが、勇気を持ってどんどん
発信して行く事が大事だと思います。

ともに頑張りましょう!
Posted by msp@itomsp@ito at 2010年03月07日 16:39
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