2010年09月26日

つ、ついにでた



A7075 超々ジュラルミンの加工です。

まずは6面を角出しフライス加工するのですが、大きさも大きさですので
側面をサイドカットで仕上げることに。


そして、エンドミルの径を図り、寸法狙いで削りました。

何の気無しにデジマイクロで測定



ん、んんんんんんんん??



ついに出た!? ゼロカット +- 1ミクロン

サイドカットでここまで寸法狙えたのは、生まれて初めてです。




気温も22度とチョイ微妙ですが、+-1度で問題ないでしょう。


しかし、狙ったときは出ないのに、不思議なもんだなぁ。

ボールネジ駆動のマシンでも、ガラススケール入ってるとまぁまぁ頑張りよるんやな。

うちのスケールは ドイツ産ハイデンハイン製です。


ハイデンハインって、言いたかっただけです。


HEIDENHAIN  


Posted by 東大阪技研 担当的場 at 04:42Comments(3)モノ作り

2010年09月20日

日本は高い?



よく製造業の中で、最近耳にするのが

「日本の工作機械は値段が高い」

と言う言葉です

「台湾製のマシンが近年日本製と同等品で値段が半分だ!」

「コストパフォーマンス抜群だし、保守もまぁまぁいけてる」


ともよく聞くようになりました。



いやしかし、僕は新興国産のマシンを使って仕事をした事は無いのも実情。


んだ、でも本当に日本の主要工作機械メーカーの機械は値段がボッタクリなのか?

それも疑問です。

当社の機械も、たまに整備する時に構造を見たりするのですが
う~ん、よく手が込んでるなぁ。。。 と思ってみて見たり。


たまに操作ミスでトラブルを起こしてしまったりもするのですが、
多少のトラブルなら 「ケロッ」と 何かありましたか?的な感じです。


使い込んでいて、使えば使うほど納得の操作性と剛性と加工精度

「本当に設計や製造サイドがよくよく考えて作ってるなぁ」 が本音です。


先輩の工場に、数台日立製(現森精機)のマシニングが並んでいますが、
そこそこ年式も経っていて、部品加工業なので、それは繰り返し繰り返し作業をこなしている。

いつも見るたびに「多分開発者や設計者の考えていたの限界を超えてるのにまだ普通に動いてるんやろうなぁ」

とボーっと眺めています。



確かに、日本の工作機械を分解し、中身を見て同じ素材や同じ形状でくみ上げれば
同じような機械はノウハウが無しに簡単に生まれるのも解る話です。
(ようは設計開発コストが丸々無い上に人件費も倍半分ですので、値段も安くなる)

でも、その目に見える部分だけではなく、目に見えないノウハウや思いは真似できんですよね。

ここには、こう言う訳があり、このネジを使っている。
ここは、剛性が必要な場所だから、この組み方をしている。
精度が必要な箇所だから、機械で無くあえて手で仕上げて研磨している。


この辺りが、日本製のコストなんだと思うんだけどなぁ。


その内新興国産のマシンも、月日と共に、もっと素晴らしい製品になっていくのも事実。

でも、その時にはひょっとしたら
日本のマシンの価格と変わらないぐらいになってるんじゃないのかなぁ?


さて、その半値の機械は、想像の限界を超えた作業でも、まだ使い続けていれるのだろうか。
日本の製造業に求められている、要所にこれから追い続けていけるのだろうか。

だって、半値でっせ?

人件費と開発費用を抑えているだけで、本当にそんな価格で全く同じ物が出来るの???

その前に、新興国産のマシンを日本人が使って安く仕事する必要は有るのだろうか?
それなら、人件費の安い新興国の方が使った方が、もっと良いのでは?


僕はこう考えるのです

「日本の機械は高い」

ではなく

「モノの割にはまぁまぁお安くない?」


と  


Posted by 東大阪技研 担当的場 at 11:36Comments(12)コラム

2010年09月11日

誕生日

忘れていました、今日は、東大阪技研の誕生日でした。
(9/11に起業と共に法人登録)

世界同時不況の中、これからの若者の為にもっと製造業を良い環境にしていきたい

そう考え起業を決意しやっと一年。

なんとかかんとか生き抜くことが出来ました。

「何年か前、景気の上向きの時に起業していたら、どれだけ良かった事か」

「想像よりも全然うまく仕事が進まない、自分には向いていないのだろうか」

「辛い、勤め人に戻りたい、安定した収入が欲しい、ちゃんと毎日家に帰りたい」

毎日毎日考えていましたし、今でもたまに壁にぶつかった時は頭をよぎります。

「お金」と言うものの本当の価値も解ったり、逆に全く解らなくもなりました。



しかし、世界不況の前に起業していたら、この壮絶な不況の中での戦い方が解らず
いとも簡単に砕け散っていた事を想像すると背筋が凍りそうにもなります。


「根性が有り設備があり技術あり努力すれば仕事は勝手に入ってくる」

そんな甘い事考えていましたし、そんなもんだろう仕事は、などとも思っていました。


そんな訳ないですわねぇ~~!こんなに単価も引き詰まって海外の急成長が凄まじい世の中で。


本当にスタートダッシュから後頭部を強打された感じでした ^^;


しかし、色々な暖かい先輩や仲間、お客さんの力もあり
なんとか日々ギリギリながらも生きて来れたのも事実です


起業後、一年以内に廃業、倒産する確立は 「80%」 らしいです

それは景気が普通に上下している時代だと思われますので
今の時代であればさらにその確立は間違いなく上がっているでしょう。

しかも、独立する時に 受注する柱も無く仕事を貰える目処も無く
向こう見ずの完璧な見切り発車だったのも事実です。

残りの数パーセントの側になれた事に、本当に幸せを感じます。


しかし、5年以内に淘汰される確立は
その残り数パーセントの内の、またまた数パーセント。


うふぅん、頑張るしかないですね・・・・・・

日本の製造業に貢献できる会社になるにはまだまだ遥か彼方の先の先ですが
いつかなれるように、ボチボチ焦らず頑張ります


これからも、公私共に宜しくお願い致します  


Posted by 東大阪技研 担当的場 at 03:05Comments(12)