2010年08月26日

よもやま話

自分では、納品している品物に関しては自信を持って納めているつもりです
(あ、あくまでもつもりなんだからね!)


ですが実際、綺麗に仕上げるのは、コツと勘や経験だけでは無理です。
加工暦10年の山を一つ越え、思ったことなのですが。。。

今も昔もあまり変わらない自分の中での考え
「綺麗にするにはそれ相応の時間が掛かる」

すこし加工話になるのですが

回転数をバリバリ上げ、一度に掛かる刃物の切削を細かくする
そうすると理屈上綺麗に仕上がりそうな気がします。

しかし、材料によってはそれも正解であったり
不正解ブブー、でもあります。

難削材になればなるほど、刃を食い込ませないと逃げて切れませんし
周速を落とさないと焼けたりビビリ倒したりしますよね。

樹脂やアルミなどは、ブン回して加工するとある程度綺麗に早く上がります。
ポジポジであればあるほどGOODですね(ネガは経験上、もう、ほんとだめ、超厳禁)
それでも、突き出し長い深リブミルになると、もうビビルビビル
6Dなんか越えるともう最悪ですね、樹脂は材質上ぼけてビビリが見えにくいのでええのですが。

ですが、2000回転の送り1000と、20000回転の送り10000では
理屈上一緒なのですが、やはり仕上がりが全然違います。

ようは機械の固有振動数で、主軸がゆれているのでしょう。
周速とその刃物特性のかねあいもあるでしょうし
(この辺はさっぱりですわ~!)


とはさておき


相見積もりで、他社様と引きを取られている案件。

時代も引き詰まっている中、お値段も厳しいです。

そこで100の品物に、120も140も時間を掛けてあげる事はできません。

でも内心上140ぐらいの品質でおさめたいのも心情。

ウチは、荒取り50仕上げ50などの割合を 荒50仕上げ80などで品質130.にするよりも

荒10仕上げ90と言った割合で、荒取りに力をガンガン入れていっています。


荒はようは要らない子、材料が反らず刃物の持ちもよく、機械が傷まなければそれで善し。

その3つの兼ね合いの限界点をいつも材料別に入念に探っています。

そして余った時間をゆっくりと仕上げに使ってあげる。

逆に数モノならば、 荒10仕上げ50で、60の時間と力で従来と同じ品質を確保でき
その上加工チャージもはね上がる。



自分には仕上げを早く綺麗にする才能が無いと確信しましたので
(遅く落ち着いてゆっくりなら綺麗にできますが)

その逆手を取って荒取りに人生を賭けている感じでありますのです。


そんな感じの口では説明しにくい内容を、これから動画などでボチボチブログに上げていけたら、と

(ネ、ネタが無いからとかじゃないんだからね)


今年後半は流行のツンデレで行こうと思います  


Posted by 東大阪技研 担当的場 at 01:37Comments(2)モノ作り